フルート

グレンザーのトラヴェルソ

Flauto traversoafter August Grenser (1720-1807, Dresden)by Rudolf Tutz, Grenadilla, A=430/440Hz オーストリアの製作家Rudolf Tutz氏の手によるAugust Grenser (1720-1807, Dresden)のレプリカ。 430Hz/440Hzの替え管も作ってもらいました。クラシカル…

ブレッサンのトラヴェルソ

Frauto traversoafter Peter Bressan (1663-1731, London)by Von Huene, Ebony and Silver, A=415Hz この楽器はロンドンのVictoria & Albert Museumが所蔵する、バロック期イギリスの名工ブレッサン(Peter Bressan, 1663 - 1731)の手によるオリジナル楽器…

I.H.ロッテンブルグのトラヴェルソ

Flauto traversoafter Johannes Hyacinthus Rottenburgh (1672-1765, Brussels)by Alain Weemaels, Grenadilla, A=415Hz もうひとつのロッテンブルグですが、こちらは父親の方のJohannes Hyacinthus Rottenburgh (Brussels, 1672-1765)のレプリカで、同じく…

G.A.ロッテンブルグのトラヴェルソ

Flauto traversoafter Godfridus Adrianus Rottenburgh (1703-1768, Brussels)by Alain Weemaels, European boxwood, A=415Hz ベルギー、ブリュッセル在住のAlain Weemaels氏による18世紀の名工G.A.ロッテンブルグ(1703-1768)のレプリカです。 コピ…

ヴィンテージ・フルート

楽器店のみならず、最近はネットオークションでもオールド(ヴィンテージ)ものをよく見かけるようになりました。個人間での売買も盛んになっているようです。 ただ新品の楽器と違い、購入に当たっては注意が必要なのは言うまでもありません。やはり試奏して…

バーカートのピッコロ

Burkert & Phelan Piccolo #54XX (ca. 2001, Boston) 非常に発音しやすく音程の良いピッコロで、オーケストラでの持ち替えが楽です。もともとバーカートのハンドメイドピッコロは80万円位したものですが、数年前に廉価版モデルとして発売されたもので、4…

ブラネン・クーパー

Brannen Cooper handmade #18XX (ca.1992, Boston) 現在、私がオーケストラにおいてメインで使用している楽器です。音に遠達性があり、良く鳴る楽器です。大ホールでは、他の楽器の中に埋もれてしまうことなく、くっきりと輪郭のある音を奏でることができま…

ルイ・ロット

Louis Lot #98XX (G. Chambille, ca.1929, Paris) まずはルイ・ロットについて多少述べてみたいと思います。 テオバルト・ベームからいわゆる「ベーム式フルート」の製造ライセンスを最初に取得したのはフランスのゴッドフロワ(Godfloy)とイギリスのルーダル…