G.A.ロッテンブルグのトラヴェルソ
Flauto traverso
after Godfridus Adrianus Rottenburgh (1703-1768, Brussels)
by Alain Weemaels, European boxwood, A=415Hz
after Godfridus Adrianus Rottenburgh (1703-1768, Brussels)
by Alain Weemaels, European boxwood, A=415Hz
このモデルのオリジナルは数あるトラヴェルソの中でも最も有名で、多くの製作家がそのレプリカを作っているものです。特徴としてヘッドジョントのコルク位置を微調整するためのスクリューとフットジョイントの長さを変えるためのフットレジスターを備えています。というのはオリジナルにはピッチを変えるための左手管が七本付属しており、それらを取り換えたときのバランス調整が必要となるためです。(私のはA415のみですが別注で作ってもらえます。)
イントネーションは良好、柘植らしい大変温かみのある音色で、低音域はソフトです。また高音域が軽く鳴らしやすいのも特徴です。 これ一本でバロック~初期古典のどんな曲でもいけます。
Weemaels氏のフルートはこのモデルをはじめ、ヨーロッパの名手が数多く使用しているだけあって、完成度は非常に高いです。